運命の3日間①
赤ちゃんの肺の成熟を助けるリンデロン注射をお尻から打ちました。明日もう1回打ちます。
効果がでるまでに3日かかるそうです。
夜中にお腹の張りを感じてナースコール。
モニターをつけて様子をみると、やはり定期的に張りがあるとのこと。
リンデロンの効果が表れるまではお産は避けたい為、陣痛を抑える点滴が追加されました。
副作用で身体が震えたり、身体がほてったりするけれど心配しない様に言われました。
私の腕は、採血には困らないけれど
血管がよく動くので点滴には苦労するらしく、結局右手(利き手)の手の甲から点滴を入れました。
始めてからも詰まるのか、何度もエラー音が鳴り、その度に看護師さんが厳重装備をしてかけつけてくれました。
このまま産まれてしまうのかという不安
親になることへの心の準備が何もできてないことへの戸惑い
とにかくこの子が元気に産まれてくれればいい
その為ならどんなことでも我慢する
いろんな感情が重くのしかかり、身体がベッドに沈んでいく様でした。
無事朝を迎えられるのか、祈る気持ちで目を閉じました。